三筋に分かれて流れ落ちる独特の風景。水辺の癒しを満喫できる玉吹(たまぶき)の滝へ。

2024年5月13日月曜日

いやし 岩手町

 駐車場からわずか2〜3分で滝が目の前に!


岩手町にある御堂観音からすぐ近くに、三つの又に分かれて流れ落ちる玉吹の滝があります。別名「御堂新田の滝」と言われるこの滝は、駐車場に車を停車して、その場所から滝の直下まで徒歩で約2〜3分で行ける、手頃に行くことができる癒しと迫力の風景になっています。


自然が作り出した独特の風景が癒しを与えてくれる


時折我々に見せてくれる自然の景色は、人間が想像もできないような景観を作り出してくれたりします。この玉吹の滝もそのひとつではないかと思います。例えば、私が今まで見てきた滝の風景は、大きな岩盤の中央の突起などによって左右二又に分かれているというものは意外と見たことがありますが、三又に分かれているという滝はそれほど見た記憶がなく、とても珍しい景観となっているのではないかと思います。

岩手の長い冬が明けて春の雪解けを迎える季節には、雪代水(ゆきしろみず)によって水量が増水しており、轟々と勢いよく流れ落ちる大迫力の風景を、夏の渇水季には緩やかに優しく流れる癒しの風景を眺めることができます。

岩手町を抜けて行くと葛巻高原牧場や久慈渓流などの観光名所があり、さらに沿岸部へと車で進むと岩手県沿岸北部に位置する久慈市へと辿り着きます。その途中にぜひ立ち寄ってから旅路を再開してみるのも良いのではないでしょうか。


自然の風景はその瞬間だけのもの


自然が作り出す風景は「二度と同じ景色は見られない」と言われています。これは例えば、その日の天候や光量、風向き、気温、季節、降雨量、冬の降雪量など、様々な条件によって数秒ごとに細かく変化しているのが自然の風景です。例えば滝であれば水の流れ落ちる形状なども一瞬一瞬で全てが違っています。その為に同じ景色は二度と見られないと表現されます。きっと皆さんがこの場所を訪れた時に見る景色は、その日、その時間にこの場所を訪れた方だけの特別な風景になると思います。ぜひ一度は立ち寄って、自然の良さをもう一度目の当たりになさってみて下さい。






⚫︎いこいの村岩手温泉ホテルから約30km/約39分