八幡平市内を車で走り樹海ライン方面へと向かってゆくと、湯治宿として有名な松川温泉郷に辿り着きます。その松川温泉郷のすぐ近くに、商用ベースとしては国内初となる最古の地熱発電所「松川地熱発電所」が現在も稼働を続けています。松川地熱発電所は十和田八幡平国立公園内にあり、写真に見える巨大な煙突が目印になっています。

松川地熱発電所は見学も行なっていらっしゃるようでしたので、一度お問い合わせの上ご家族で伺ってみて下さい。あまり見ることができない世界を見られるというのは人生でもそれほど多いことではないと思いますのでとても良い経験となるのではないでしょうか。

見学の際は見学が可能な時間や様々なルールが定められていると思いますので、その辺をきちんとご確認の上伺うようにお願い致します。もちろんこれはどこでもなんでもそうですが、その場所ごとに定められた最低限のルールがあります。近年では全てのということではありませんが、国内外の観光のお客様のモラルやルールが問題視されるニュースがよく目につくようになりました。これは人間として恥ずべき行為であり、他の方のご迷惑、職員、スタッフの方のご迷惑になるような行為・行動は絶対にやめていただきますようお願いします。

昔から「水が豊富な場所には文明が栄える」と言われていますが、私たちの生活、農業、工業、鉱業、加工業などなど、生きてゆく上で必要となる他にも仕事でも様々な場面で水が使われています。人間にとって水は、生きる上で絶対に欠かすことのできないパートナーだと思います。この松川地熱発電所のすぐ脇にも市内を流れる最大の本流「松川」が流れています。このあたりは標高がかなり高い位置にあり、水温もかなり低く、水量も下流部よりは少ない為に透明度の高い美しい水辺の風景が広がっています。

周囲を山々に囲まれ、近くには清流が流れている最高の景色の中にある日本最古の地熱発電所は、自由研究や職場体験の場としても最高の施設ではないでしょうか。

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⚫︎いこいの村岩手温泉ホテルから約27分/20.9kmkm