日本最大の分水嶺帯の一角!八幡平市にある貝梨峠「分水嶺公園」で小休憩。

2024年7月15日月曜日

かんこう 休憩 公園 八幡平市

 国内最大の中央分水嶺体の一角が八幡平市に!


日本列島を縦断している国内最大の分水嶺「中央分水嶺帯(ちゅうおうぶんすいれいたい)」の一角が岩手県八幡平市の田山地区にある「貝梨峠(かいなしとうげ)」にあります。貝梨峠は岩手県八幡平市から秋田県鹿角市方面へ車を走らせていると右側にありますが、まるで天空を貫くかのごとくそびえ立つモニュメントが輝いています。このモニュメントは中央分水嶺帯であることの証明として建設されました。鏡面仕上げの輝くモニュメントが青空にかなり映えています。

海を分ける嶺


元々日本国内には分水嶺(ぶんすいれい)と呼ばれる山々があります。この中央分水嶺帯は国内最大を誇り、北海道の宗谷岬付近から沖縄付近(サミット案)まで伸びる規模となっており、日本の場合はこの山々である嶺を境に太平洋と日本海とに分かれているとされています。

貝梨峠分水嶺公園には一ヶ所に自動販売機が設置されていますが、その販売機を背中に向けて真っ正面が日本海側、販売機の裏側の山の方向が太平洋側というように分けられています。このモニュメントはその分水嶺の一角であることを表すもので、道路を走っているとその大きさに目が止まる場所にあります。

旅の途中の小休憩に


実は岩手県八幡平市から国道を走り、隣の秋田県鹿角市へ向かう時に、途中から思うように休憩できる場所がなくなります。コンビニエンスストアも途中でなくなりますのでトイレなどの休憩が思うようにできなくなります。そんな時この分水嶺公園はトイレや自動販売機が設置されていますので、ここで小休憩をとっていただくことをお勧めします。

さらにこの場所から数十キロ車を走らせると八幡平市の最後である「兄畑(あにはた)」という地域に突入します。その兄畑からまた数十キロ走るとお隣秋田県鹿角市の湯瀬温泉へと入ります。この湯瀬温泉前を走り湯瀬渓谷を抜けてようやく次のコンビニエンスストアが見えてくるはずです。この分水嶺公園から考えると時間にして約50分前後、休憩をとれる場所がありませんので注意して下さい。

休憩と山の空気でリフレッシュして次の旅路へ


分水嶺公園はトイレと自動販売機が数台設置してあるだけの一般的な公園ですが、この場所にあるのとないのとでは旅路の際に大きな違いとなります。先ほども書かせていただきましたが休憩場所が限られてします旅のルートとなる為に、長旅の時のリフレッシュとしてもありがたみがある場所となることだと思います。周囲を山々に囲まれた大自然の空気の中で旅の小休憩にぜひご利用下さい。





⚫︎いこいの村岩手温泉ホテルから約42.9km/約50分(国道282号経由)