日本三大鍾乳洞の一角!神秘的なブルーの水に心を奪われる旅
岩手県下閉伊郡岩泉町にある日本三大鍾乳洞のひとつ「龍泉洞(りゅうせんどう)」は洞内総延長は4km以上と言われており、その内の700mが公開されています。現在でも調査が行われており、最奥部がどこなのか今もはっきりとはわかっていないと言われています。龍泉洞は、洞窟内に生息しているコウモリとともに天然記念物に指定されており、洞窟内の上を見ていると時折コウモリが飛んでいるのが見えることもあります。写真の水が青く見えている部分がありますが、これは水の中をライトアップしているので明るく見えますが、驚くのは青い光ではなく白い光でライトアップを行っているということで、青い色は水そのものの色で、まさにドラゴンブルーと称される神秘の水の風景になっています。
地底湖内はやや肌寒く感じる
地底湖の中へと入ると、夏場でもやや肌寒い感じの温度となっています。もちろん直射日光も当たらず、外の外気も入り込みにくい構造の為に涼しい空気に包まれていますがさらに、地底湖では水が滲み出ている部分もあり、頭上から時々冷たい水がポタポタと滴ってくることがあります。
夏場であれば地底湖内の温度も上から滴ってくる水滴も意外と心地よく感じるものですが、さすがに寒い時期は耐え難いものとなってしまいますので、もし寒い季節にこの場所を訪れる際には温かい服装はもちろんのこと、レインコートがあっても良いかもしれません。またいくつか気をつけていただきたいのは、歩行ルートが水で滑る部分もありますので、くれぐれも転倒には気をつけていただきたいのと、最後に出口へと向かう際に長い階段を登って行くことになりますので、階段前の看板にも記載されていると思いますが、足腰に不安がある方は元来た道をお戻りいただいた方が良いかもしれません。
地底湖だけじゃない!外にも美しい渓流の景色が!
元々龍泉洞がある岩泉町は綺麗な水質の渓流やヤマメ釣りなどでも有名な地域となっています。この龍泉洞の敷地内にも美しい渓流が流れており、その渓流も写真や動画撮影の最高のスポットになっています。美しい水と長い年月をかけて岩場を飾るコケとの絶妙なコントラスが、なんとも言えないほど風情のある最高の景観を作り出しています。
さらに、実はこの龍泉洞がある岩手県下閉伊郡岩泉町はバレーボールアニメ「ハイキュー」の聖地のひとつとなっています。道の駅いわいずみには「ハイキューカフェ」という場所があり、多くのファンの方が訪れる場所となりました。実はこのハイキューの作者「古舘春一」氏の出身が岩手県九戸郡軽米町で、そこから岩泉町は約2時間かかる場所なのですが、ハイキューの登場人物の中に「岩泉一(いわいずみはじめ)」というキャラクターが登場することからこの岩泉町が有名になりました。そんなハイキューファンの方にもひとつの「聖地巡礼」としてこの場所を訪れていただきたいなぁと思います。
大谷翔平選手でも有名になった岩泉ヨーグルトの里
今現在唯一無二の選手としてメジャーリーグで大活躍している花巻東高校出身の大谷翔平選手が食べているという「岩泉ヨーグルト」の里がこの岩泉町になります。岩泉町名産のものには複数の商品にドラゴンの可愛らしいイラストが描かれていることが多く、龍泉洞コーヒー、ミネラルウォーターなども有名です。ぜひ岩泉町や久慈市などへの旅の際にはこの龍泉洞にも足を運んでみて下さい。
⚫︎いこいの村岩手温泉ホテルから約99.5km/約2時間5分
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